日本サッカー協会の田嶋幸三名誉会長(68)が国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙(来年3月、モロッコ)に出馬する意向を表明し「サムライの精神」で臨むことを宣言した。
田嶋氏はFIFAのジャンニ・インファンティノ会長が米国代表FWフォラリン・バログンの出場停止処分を延期したことやW杯の株式を民間投資家に売却する計画などに失望したことが動機という。出馬には5つの加盟団体の承認が必要となるが、連絡を取った人たちから「良い返事」を得ているという。
英メディア「BBC」の独占インタビューに応じた田嶋氏は「インファンティノ氏には多くの支持者がいることは承知している。今は孤立無援で予算も十分ではないが、それでも構わない。私の政策、私の哲学はサムライの精神で戦うことだ」と宣言。その哲学については「誠実さ、健全さ、フェアプレー、そして高潔さ」という価値観に基づいていると説明し「FIFAのシステムを見直し、優れたガバナンス体制を構築する必要がある」と意欲を語った。
その一方、田嶋氏の出馬について英紙「ガーディアン」は「広く尊敬を集める田嶋氏は指名獲得に何の問題もないとみられており、UEFA(欧州サッカー連盟)の承認を得て行動したと理解されている」と指摘。その上で田嶋氏の〝勝算〟について「AFC(アジアサッカー連盟)の票を分散させる可能性があり、UEFAとCONCACAF(北中米・カリブ海サッカー連盟)からの票は確実に獲得するだろう」と分析していた。












