陸上・九州実業団毎日駅伝(7区間89・3キロ)を大会新記録(4時間18分46秒)で制した旭化成が、新たな取り組みをスタートさせた。

 長きにわたり陸上界をけん引してきた名門は、11月に入って公式インスタグラムを開設した。当レースの5区(15・5キロ)で区間新記録(45分7秒)をマークした亀田仁一路は「結果を出すことに加えて、選手一人ひとりの魅力や競技に向き合う姿を伝えることも、自分たちの大切な役割だと考えている。これまで伝えきれていなかった日々の取り組みや思いを、自分たちから発信し、陸上競技の魅力をもっと広げていきたい」と力説。インスタグラムを積極的に活用していく構えだ。

 さらに「普段の練習には驚くような場面もあるし、順位だけでは伝わらない挑戦やドラマもある。そうした姿を知ってもらい、陸上競技をもっと身近に、ワクワクしながら楽しんでもらいたい。旭化成の看板を背負う選手として、会社の魅力を伝え、見てくださる方に元気や活力を届けたい。その発信が選手自身のモチベーションにもなり、次の世代へ陸上の魅力をつないでいくことにもなると思っている」と狙いを語った。

 先月に男子マラソン競歩で世界記録(2時間55分14秒)を樹立した川野将虎は「競技結果だけでなく、普段の練習風景や選手それぞれの人柄、思いなどを発信することで、より多くの方に旭化成陸上部のことを知っていただき、身近に感じてもらえたら。これまで旭化成陸上部を知らなかった方にも興味を持っていただき、駅伝、マラソン、競歩など、さまざまな舞台で挑戦する選手たちを応援していただけたらうれしい」と願いを口にした。