DDT3日の両国大会で、KO-D無差別級王者のMAO(29)がクリス・ブルックスを下し、V6に成功した。

 先に入場したクリスに対し、MAOは背後から忍び寄って襲撃。ビッグマッチのメインで入場曲なく登場という、まさかの幕開けとなった。王座戦はその後も驚きの展開が続く。クリスから2階からのゴムパッチンを仕掛けられれば、MAOも自転車(ドラマティック・ドリーム号)で衝突するなど、会場狭しと大暴れだ。

場内にドライアイスをブチまけるクリス・ブルックス(右)
場内にドライアイスをブチまけるクリス・ブルックス(右)

 途中、クリスの蹴りがレフェリーに誤爆してリングが無法状態になると、両軍のセコンドが入り乱れ、ヨシヒコも介入するなどハチャメチャの連続。終盤も場外で激しくやり合う中でカウントが進み、最後はリングに戻ろうとするクリスの背中を踏み台にリングに戻ったMAOが、リングアウト勝ちで王座を防衛した。

 試合後、MAOは「リングアウト勝ちしました。両国のメインでリングアウト勝ちしましたー!」と勝ち誇る。これで会場を興奮のるつぼとさせると「これで歓声が来ちゃうDDTファンのみんな、バカですね。いいんですか、両国のメインがこれで!」としてやったり。

 そして「こうしてまた実績を作ってしまった。俺はまた調子に乗ります。あえてみなさんをバカと言いましたが、その真ん中に立っている俺が一番バカなんで」と宣言し、観客からは「バカ」コールが発生した。

クリス・ブルックス(左)を踏み台にし、リングアウト勝ちを収めたMAO
クリス・ブルックス(左)を踏み台にし、リングアウト勝ちを収めたMAO

 その後、所属ユニット「ストレンジラブコネクション(SLC)」のメンバーと喜びを分かち合っていると、その中の納谷幸男から意を決したような表情でにらまれる。続いて「次にアナタの腰からベルトを奪うのは俺です!」と挑戦表明を受け、MAOは「やるか」と受諾した。

 また、EXTREME級王座は、勝俣瞬馬が上野勇希を下してV3。KO-Dタッグ王座は正田壮史、高鹿佑也組が岡谷英樹、イルシオン組を下して2度目の防衛を果たした。