ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が22日、都内で開幕した自身初の特別展示会「井上尚弥 THE DAY展~あの日あなたは何を目撃したのか」(27日までワールド北青山ビル1Fエキシビションスペースで開催)に来場し、次戦についての見通しを語った。
5月2日に行われた元世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T)戦の写真、映像、使用したグローブやガウン、4団体のチャンピオンベルトなどの展示を感慨深げに見て回った井上。来場したファンとの交流イベントでは「予想以上によく仕上がっているので、楽しみに見ていってください」とうれしそうに呼びかけた。
中谷に勝利した後は、WBA世界バンタム級スーパー王者の〝バム〟ことジェシー・ロドリゲス(米国)と来年2月か3月に対戦することを計画し、バム戦が実現しなければフェザー級に転向することを示唆。今月13日にはSNS上で「バムをダラダラ待つ気はないからフェザー級に行く準備も始めるよ」とコメントした。
そして、交流イベントでは最後のあいさつで、次戦は「来年の3月あたり」と明言。「対戦相手ははっきり決まっていませんが、噂されている選手、あるいはフェザー級挑戦というものも視野に入れてやります」と改めてバム戦かフェザー級転向の意思を示した。
続けて、「フェザー級はいずれ挑戦して、僕のキャリア後半、しっかりやっていきたいと思いますので、みなさんと一緒に挑戦していきたいと思います。フェザー級チャンピオンになるところを見届けていただけたらうれしく思いますので、一緒に頑張っていきましょう」と、日本選手初の5階級制覇挑戦を宣言した。
フェザー級ではWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が海外メディアの取材で井上との対戦を熱望する発言をした。また、日本時間18日には米国で予定されていたWBA同級王者ブランドン・フィゲロア(米国)に同級3位・亀田和毅(TMK)が挑戦する同タイトルマッチで、フィゲロアが体重超過により王座をはく奪、さらにフィゲロアの体調不良により試合は中止となる騒動もあった。
報道陣の取材で井上は現状について「(バム戦とフェザー級転向の)どっちになってもいいように準備はしている」と説明。フェザー級の相手は想定してておらず、「1つ目のベルトをしっかりと確実にということなので、タイミングが合えば交渉していけたら。調整試合を挟まず、ダイレクトで挑戦できたら」との考えを示した。












