ソフトバンクはシーズン最終戦となる5日の楽天戦(楽天モバイル)に1―3で惜敗した。「2番・中堅」で先発出場した周東佑京外野手(30)が1安打1盗塁を記録し、4年連続となる30盗塁を達成した。

 初回、相手の失策で出塁すると、次打者の2球目ですかさずスタートを切った。見事に二塁を陥れ、4年連続5度目となる30盗塁を達成。パ・リーグ盗塁王をほぼ確実としている鷹の韋駄天が、シーズン最終戦で節目の数字に届かせてみせた。周東は「盗塁王を取れれば、個数はあまり関係ない」と語ったが、小久保監督は「(試合前に)『あと1個走りたい』と言っていた。(初回に)スッと決めるところはさすが」と称賛した。

 9月中旬にプレーの際に左ヒザ裏を痛め、リーグ制覇翌日の同月18日に出場選手登録を抹消。10月1日に一軍に戻りスタメンに名を連ねていたが、いずれも途中交代していた。それでもこの日は最後までフル出場。指揮官は「今日は最後まで行く予定だった。段階を経てきている」と説明。ここからは短期決戦に向けて、万全の状態にコンディションを整えていく。