ジャパンオープンテニス2回戦(2日、東京・有明コロシアム)、男子シングルス世界ランキング9位のアルトゥール・フィス(フランス)が、1回戦(1日)で錦織圭(ユニクロ)を破った同8位のフランシス・ティアフォー(米国)を6―3、7―5で下し、ベスト8進出を決めた。
前日の錦織に対するリスペクトの姿勢もあってか、この日はスタンドからティアフォーへひときわ大きな声援が注がれた。フィスにとってはアウェーとも言える状況だったが、試合後の会見で「錦織は偉大なチャンピオン。さらに、ティアフォーは僕より何度もここに来ている。だから、自分への大声援は期待していなかった」と大人の対応を見せた。
続けて「試合が一方的になると、観客は逆の展開を期待するものなので、彼への声援が増えることも普通のこと」とファンの心理を冷静に分析。それでも「僕はここでプレーするのが本当に大好きで、雰囲気はいつも素晴らしい」と笑みを見せ、「本当に楽しめたし、次の試合では僕を応援してくれるのが楽しみ」と前を向いた。
エントリー締め切りに間に合わなかった影響で、世界トップ10の実力者ながら今大会は予選からの勝ち上がりとなったフィス。2024年大会のチャンピオンは、勢いのまま錦織以来となる2度目の優勝を狙う。












