テニス男子シングルス世界ランキング3位で、23歳にしてすでに生涯グランドスラムを達成しているカルロス・アルカラス(スペイン)が、引退する錦織圭(ユニクロ)へ惜しみない賛辞を送った。

 アルカラスはジャパンオープン1回戦(1日、東京・有明)で、同34位のアレックス・ミケルセン(米国)を7―6、4―6、6―1で下し、2回戦に進出した。

 試合後の会見では、自身の出番の直前に現役最後の公式戦を戦った錦織について「世界トップ8に入るようなフランシス・ティアフォーと接戦を演じたのは信じられないことだし、彼は今でも素晴らしいレベルにある」と絶賛。「私も試合を見られて良かったし、彼自身も試合やキャリアを誇りに思っているはず」とリスペクトを口にする。

 さらに「錦織のバックハンドが大好き」と目を輝かせ、「打ち方が素晴らしくて自分にも取り入れたいし、座って一日中見ていられる」と技術の高さを強調した。

 また、アルカラスは前日の会見に引き続き、日本の人気漫画とナイキがコラボしたTシャツを着用して登場。「兄弟たちが日本のアニメにすごくハマっている」と明かし、「正直私は少ししか見たことがないが、だんだんハマりつつある」と語った。

 若き天才は続けて「兄弟たちから『絶対に見なきゃダメ』と言われている作品もある。『進撃の巨人』に少しずつ夢中になり始めている」と笑顔で話し、会見場を和ませていた。