男子テニスで元世界ランキング3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が、〝片手バックハンド〟を通じた日本選手とのつながりを明かした。
ジャパンオープン2回戦(2日、東京・有明)、現在同44位のチチパスは、同18位のバレンティン・バチェロット(モナコ)に6―4、6―7、4―6で敗戦。惜しくも8強入りは逃したものの、かつてロジャー・フェデラー(スイス)やスタン・ワウリンカ(同)らが誇り、今や世界のトップシーンでは希少となった片手バックハンドを駆使。スピンとスライスを巧みに打ち分け、見応えあるラリーを展開した。
試合後の会見では「片手バックハンドはとても難しく、高い技術が求められる。多くの指導者はパワー不足を懸念して両手を勧めるし、誰もが打てるわけではない」と難しさを口にした。
そのうえで「私の目標は片手バックハンドを使う選手の中で世界ナンバー1になること」と宣言。「かつてはその位置にいたので、まずそこを目指し、さらに高い目標に進みたい」と意欲をのぞかせた。
また、チチパスと日本の意外な結びつきも判明した。「実は今、日本のジュニア選手の尾脇勇之介(リーファインターナショナルテニスアカデミー)のメンターをしている」と告白。発端は、インスタグラムのDMで「片手バックハンドを打ちたいのに、日本のコーチに止められている」と相談が届いたことだったという。
すでに関係は4~5年続いており「時間があるときに近況を確認している。ムラトグルーテニスアカデミー(フランス)にも2、3回招待した」と語る。ギリシャのエースは「彼が片手バックハンドでプレーするのを見るのは幸せだし、私のサイドプロジェクトのようなものだね」と笑顔を見せた。












