愛知・名古屋アジア大会のボランティアが着用するポロシャツや帽子などが多数転売されていることが判明した。
大会組織委員会が作成したボランティアに関する規約には「貸与されたユニホームの一部または全部について、許可なく他人に譲渡、貸与、または販売することは固く禁止する」との記載があるが、大手フリマアプリで出品が相次いでいる。
これらの行為は「法的措置の対象となる場合がある」と警告済み。大会組織委員会も転売の事実を把握しており「規約の中や研修時にボランティアに対して提供する物品について、インターネットオークション等での転売、その他の第三者への譲渡をしてはならない旨を繰り返しお願いしてきた」と説明した。
あるボランティアは「人の物を無断で他の人に渡してはいけませんって小学生でも分かるようなことを守れないスタッフがいたと思うと憤りしかない」と怒り心頭。別のボランティアも「研修の時に転売は禁止と言われているので、出品した人たちは当然わかっているはず」と首をかしげた。
ただ、同ボランティアは「研修からしばらくたってからポロシャツなどを提供されたが、その時には転売に関する説明がなかった。改めて周知してもよかったのでは」と証言。転売が横行する昨今において、再度の説明があれば出品数が減っていた可能性もある。
ただ、いずれにしても規約を破った事実は変わらない。大会組織委員会は「事業者と提携をして、権利侵害出品物をすぐ消せるよう、必要な対処を行っていく」。終盤戦を迎えても、問題は山積みだ。












