愛知・名古屋アジア大会の運営を巡り、台湾紙「中国時報」が不満を爆発させている。

 32年ぶりの日本開催となった祭典だが、開幕前からトラブルが多発。コンテナハウスの宿泊環境、食事の充実度などが問題となる中で、同紙は会場の設営について言及した。「会場内の動線設計はめちゃくちゃで、観客とメディアの動線がほぼ重なっている。メディア席と試合後の記者会見室、ミックスゾーンもかなり離れている」と明かした。

 特に気になったのはバスケットボールの会場だという。「メディアが2階のメディア席に行くには、2つの選択肢から1つを選ばなければならない鉄の扉(自分で鍵を開ける必要あり)、薄暗く人のいない階段、そしてあちこちに無造作に設置された案内板といった試練を乗り越えなければならない」と批判した。

 さらに観客やメディアの案内をするスタッフやボランティアにも触れ「事前研修も著しく不十分で、語学力が乏しいだけでなく、質問しても何も答えられない状態だった。最も単純なプレスセンターやミックスゾーンの場所も人によって異なる説明がされ、シャトルバスの行き先や出発時刻については、スタッフからは詐欺のようなさまざまな回答が来るので、全く見当がつかない状況だった」と肩を落とした。

 アジア大会に関する海外メディアからの厳しい声は、日を追うごとに増えているようだ。