愛知・名古屋アジア大会の組織委員会が22日に公式サイトを通じ、一部のトラブルに関して声明を発表したが、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。

 32年ぶりの日本開催となった祭典だが、開幕前からトラブルが多発。コンテナハウスの宿泊環境、食事の充実度、選手、関係者の移動手配などが問題となっている。組織委員会は「20回アジア競技大会の開幕に伴い、選手団への宿泊・飲食サービスに関するさまざまな報道がなされております」と切り出した上で、見解を公表した。

 宿泊に関しては「9月16日のクルーズ船への乗船に際し、一部の選手団がSNS等で混乱した様子を発信していることは承知しております。一部報道では『組織委員会が宿泊情報を宿泊システムに送信しなかったことが乗船の遅れにつながった』とされていますが、組織委員会が宿泊情報を送信しなかったことが原因ではありません。一部の選手団から提出された書類の不備について、その調整に時間を要したことが、乗船の遅延や混乱の主な理由であると認識しております」などと説明した。

 食事に関しては「一部の選手団がSNS等で、テックボール競技会場で提供された飲食の質等について批判的な発信をしていることも承知していますが、当該飲食は組織委員会が提供したものではありません。組織委員会では、各宿泊施設において食事提供体制を整備し、競技種目や競技時間、トレーニング等を考慮するとともに、食物アレルギーや宗教・文化上の食事制限など、各NOCから寄せられる個別の要望についても、関係事業者と連携しながら対応しております」とつづった。

 この組織委員会の発表文は瞬く間に拡散された。「反論している暇があったら各委員会との連携を密にする手段を考えればよいのに」「これじゃ火消しになりませんよ」「反論してる場合じゃないだろ」「問題は食事や宿泊だけじゃないじゃん?」と批判的な声が上がる一方で「想像はしてたけど、違う部分はちゃんと反論して、しっかり解決して欲しい」「情報の精査が必要」と冷静な意見も見受けられる。