19日に開幕した愛知・名古屋大会を巡り、韓国メディアが検証記事を掲載した。

 32年ぶりの日本開催となった「アジア版五輪」だが、開幕前の段階で〝コンテナホテル〟に利用する選手団から不満が続出。他にも国歌の演奏ミスやバスケットボール男子韓国代表が決勝戦前の練習をバスの手配ミスで中止を余儀なくされるなど、トラブルが相次いでいる。

 韓国紙「東亜日報」は「19日に始まった愛知・名古屋アジア大会が乱雑な大会運営と興行不振の二重高に苦しんでいる。大会開幕を知らせる開会式から空席に目立つほど多く、主催側すら慌てた表情が力強い」と報道。19日の開会式については「組織委は今回の大会のために開会式の会場の座席を3万席に増やしたが、観客席のあちこちで空席が目立った」と糾弾した。

 さらにアジア大会を中継するTBSに関しても言及。「韓国の地上波3社などがこのアジア大会の開会式を生中継したが、いざ開催国の日本では地上波放送で電波に乗らなかった。今回の大会の放映権を持つTBSが開会式の生中継を編成しなかったためだ」と伝えた。

 最後には「32年ぶりに日本で開かれる夏のアジア大会。日本は2021年に東京五輪を行った経験を生かし、水泳種目は東京で行うなど、予算節減に力を入れた。このためか交通、宿泊、競技運営など至る所で問題が相次いでいる。残った期間で混乱をどれだけ減らすかが最大の課題となった」と指摘。問題続きの祭典は無事に終わるのだろうか。