大阪プロレスの宮尾信次郎リングアナウンサー(43)がお手柄だ。2日に大阪市天王寺区下寺町の路上で賽銭泥棒を取り押さえたのだ。
午後3時すぎ、自宅に戻ろうと松屋町筋にある源聖寺前の横断歩道を渡ろうとした。すると寺の中から大きな怒声が何度も聞こえ、「何だろう」と注視していると、寺から猛スピードの自転車が飛び出してきたという。追いかけてきた男性が「賽銭泥棒や、つかまえてくれ」と叫んだことで、宮尾リングアナの心の中でゴングが鳴った。
横断歩道の真ん中あたりでタックルをかまして自転車を止め、犯人を引きずり倒して追いかけてきた男性とともに取り押さえて110番通報。警察に引き渡した。
「泥棒、つかまえてという声に、つかまえなきゃと体が勝手に反応してしまいました。怖くなかった? その時は夢中で何とも思わなかったんですが、つかまった犯人の持ち物から枝切挟みが出てきたんで〝刃物を持ってたのか〟と、ちょっとアレでしたけど。でも、無事につかまえられてよかったです」(宮尾リングアナ)
犯人は1週間前にも同寺で賽銭泥棒を働いており、その時は「よほど困っているんだろう」とお寺側が温情を見せ「二度とこんなことしたらダメだよ」と厳重注意のうえ目こぼししたのだが、それが仇になったようだ。
宮尾リングアナのお手柄の知らせを聞いた大阪プロレスのゼウス社長は「市民の義務を立派に果たしてくれて誇らしいです」と、ほめたたえていた。












