米テキサス州の夜空に、アルファベットの「C」のような形をした謎の発光物体が出現した。高速でクルクルと回転する奇妙な姿が動画で撮影され、UFOではないかと話題になっている。

 アダム・レイ氏が先日、フェイスブックのUFOコミュニティー「UFO・サイティングス・フッテージ」に「昨日、仕事中にこれを撮影しました。これが何なのか、分かる人いますか?」と動画を投稿した。

 謎の物体が目撃されたのは10日夜、同州クリーブランド。レイ氏は仕事中、ふと空を見上げたところ、白く輝く奇妙な物体に気付き、スマートフォンで撮影した。

 映像を見ると、夜空に浮かぶ発光体は、Cや三日月のような形をしている。さらに奇妙なのはその動きだ。ほぼ同じ位置にとどまりながら、円を描くように高速で回転しているように見える。

 UFO情報サイト「UFOサイティングス・デーリー」は先日、この映像を紹介。同サイトを運営するUFO研究家スコット・C・ウェアリング氏は、背景に映る電線や雲などは安定しているとして、撮影者やカメラの動きによって発光体が回転しているように見えた可能性に否定的な見解を示した。ただし、専門機関による分析は行われておらず、物体の正体は確認されていない。

2023年に目撃された回転するC型UFO(「ディスクローズ・スクリーン・ザ・グリムリーファー」のFacebookから)
2023年に目撃された回転するC型UFO(「ディスクローズ・スクリーン・ザ・グリムリーファー」のFacebookから)

 この「回転C型UFO」に似た物体が目撃されたのは、今回が初めてではない。2023年7月にも米ニューヨーク州ルイス郡で酷似した発光体が撮影され、ネット上を騒がせた。こちらは今回の映像より回転がゆっくりだが、白く輝くC字形の物体が、ほぼ同じ位置にとどまりながら回転しているように見える。

 今回の映像をめぐっても、UFO説のほか、惑星などの天体や雲を見間違えた可能性を指摘する声が上がっている。

 UFO研究家は「今回の8月10日のテキサス州、そして2023年7月15日のニューヨーク州で、酷似したC型UFOが撮影されています。『C型』『発光』『その場で回転』という共通点があります。ただし、同じような形が繰り返し現れることは、未知の飛行物体の存在を示すというより、明るい点光源を撮影した際に生じる光学現象の可能性を示しているとも考えられます」と指摘する。その正体はいまだ謎に包まれている。