松戸競輪ナイターGⅢ「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」は22日、開幕する。直前のGⅠオールスター(松山)で弟子の犬伏湧也が優勝したばかりの小倉竜二(50=徳島)は中4日ながら追加参戦。「犬伏君には『貧乏人は走っておけ』とばかりに鼻で笑って送り出されました」と切れ味鋭いジョークを織り交ぜながら意気込みを語った。

 話したくてウズウズしていたのだろうか。小倉は定刻の会見開始時間より3分前に会見場のパイプ椅子にどっかり腰をおろし、自らマイクで「会見が始まりますよ~」とアナウンスした。

 前回オールスターでは自身も予選を2着、2着で勝ち上がったが準々決勝9着で敗退。「前半は地元番組で勝ち上がれて調子も悪くなかったけど、後半はレベルが高くてダメだった。最近は打鐘でのカマシだったり、まくりに離れることが多くなっている。ダッシュ練習をしても手応えがない。年齢のせいかなあ。同県からタイトルホルダーが出て『引退』の二文字が近づいてきた」と弱気な発言を連発した。

 そういう意味でも愛弟子のGⅠ初制覇はこれ以上ない刺激になったに違いない。オールスター決勝の走りを「犬伏君らしい豪快な勝ち方だった。師匠というよりファン目線で見ていて鳥肌が立った」と絶賛。そのうえで「今の自分の状態では犬伏君に付いていけない。コツコツとFⅠ戦を走って積み重ねていきたい」と闘志は衰えるどころか燃え盛っている。

 初日は8Rで後藤大輝を目標に得た。「後藤君は徹底先行だし、しっかり付いていきたい」。オグリューの熱い走りに注目だ。