競泳のパンパシフィック選手権(10~15日、米国・アーバイン)男子1500メートル自由形で銀メダルを獲得した今福和志(19=枚方SS)が17日に帰国。羽田空港で取材に応じ、大会期間中の裏話を披露した。
今福は同種目決勝で自己記録を7秒以上、さらには日本記録を約3秒上回る14分42秒59をマーク。「どういうふうに強化すればもっと強くなれるのかを必死に考えてきて、やっとベストが出て日本新も出て、うれしい気持ちでいっぱい」と喜びをかみしめた。
一方で、この結果に満足はしていない。「次に目指す場所が見えた。14分42秒ではまだ全然戦えない。14分30秒を切って行かないと五輪のメダルはない」とさらなる高みを見据えた。
レース前は自身の取材時間が短く、注目度の低さを感じていたという。それでも「『無理だ』と言われる方が燃えてくるというか、ちゃんと結果を出してここ(帰国取材)に立てるように頑張ろうという反骨心が自分にはある」と語る通り、見事に結果で見返してみせた。
2025年の世界水泳(シンガポール)では胃腸炎に見舞われ、思うような泳ぎを見せられなかった。その経験を教訓とし「ずっとリュックの中に消毒液を入れていた。ご飯の前、トイレの後、全部消毒した」と入念に体調を管理。さらに「レース前もなんか分からないけど、塩素に浸かるのに消毒した」と笑い交じりに徹底ぶりを明かした。
同種目で日本人が五輪の表彰台に立ったのは1956年メルボルン大会が最後となっている。長い低迷期を打破するべく、今福は「日本の長距離はもっと上に行かないと世界には届かないので、もっと頑張りたい」と意気込んだ。












