競泳のパンパシフィック選手権(10~15日、米国・アーバイン)男子100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した大橋信(17=四条畷学園高/枚方SS)が17日に帰国。羽田空港で取材に応じ、初のシニア主要国際大会を振り返った。

 100メートルでは堂々の2位に入ったものの、得意とする同200メートルの決勝ではラストスパート勝負で2人にかわされ惜しくも3位に。「100の銀は正直妥当。200はかなり悔しい思いで、世界の壁の高さを感じたレースだった」と唇をかんだ。

 さらに、200メートルの敗因を「大会前に前半から積極的に行くレースをすると決めていたが、そのための練習を積めていなかったのが悪かった。わざとではないが、練習でやってきたことを出せるレースプランを組めなかった」と冷静に分析した。

 理想の結果こそ逃したものの、自信は失っていない。2028年ロサンゼルス五輪に向けて「100はそのまま上がっていけば金メダルを狙える。200は気を抜かずに、自分がしたいレースをするための練習を積んでいけば金メダルを取れる範囲にはいると思う」と力強く宣言。続けて「スピードも持久力も鍛えてレースを重ねて、いろいろなレースプランからそのときしたいものを選べるようにしたい」と今後の強化方針を明かした。

 大会後には次の五輪の競技会場を見に行ったというが「結構遠かった。インスタのリールとかにたまに出てくるので、そっちの方でイメージが結構ついている」と現代っ子らしい一面をのぞかせた。

 2年後の大舞台へ、現役高校生スイマーにとっては成功も失敗も全てが成長の糧となる。