陸上女子100メートル障害の中島ひとみ(長谷川体育施設)の好パフォーマンスには、中国からも警戒の声が上がっている。

 中島は福井ナイトゲームズ・イン福井(15日、福井県営陸上競技場)で12秒60(追い風0・7メートル)の日本新記録を樹立。9日に12秒62の日本記録をマークしたばかりだったが、中5日で自身の記録を0秒02更新した。

 中国メディア「新浪体育」は「日本の中島ひとみは先週に12秒62を記録し、今週は12秒60を記録した。日本記録を次々と更新しており、次の目標は12秒5台への突入だ」と驚きをもって伝えている。

 同種目の中国勢は呉艶妮が代表的な選手。直近の国内大会では13秒12で優勝したが、同メディアは厳しい見方を示している。アジア大会(9月開幕、愛知・名古屋)を見据える上で「もしこのままの状態でアジア大会に出場すれば、呉艶妮の優勝の可能性は極めて低いと言えるだろう。現在の調子は中島ひとみより劣っている。呉艶妮が現在圧倒的な強さを誇る中島ひとみに挑むのは、フライングや転倒などのミスがない限り非現実的だ」と伝えた。

 中島の自己ベストはアジア歴代2位の好タイム。レースを重ねるごとに調子を上げるハードラーは、中国でも注目を集めている。