フィギュアスケート男子で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ氏に対し、ロシア内から不満の声が相次いでいる。

 ロシアメディア「sports.ru」によると、プルシェンコ氏は運営するアカデミーでアイスショーを運営するために2410万ルーブル(約5000万円)の助成金を申請した。しかし、国家院スポーツ委員会のドミトリー・スビシェフ副委員長は「私には一つ疑問があります」と厳しい見解を示した。

 プルシェンコ氏のもとで競技に励む息子・アレクサンドル(13)が5年間のアゼルバイジャン「スポーツ国籍」を取得したばかり。スビシェフ副委員長は「プルシェンコは有名なフィギュアスケーターであり、コーチであり、自身のスクールのオーナーでもあります。それなのに、彼は自分の子供を外国代表として競技に送り出し、同時に政府に『助成金をください』と訴えているのです。これは驚くべきことです」と批判した。

 ビタリー・ミロノフ議員は「プルシェンコは恥知らずだ。何よりも、彼に助成金を与えるべきではないと思います。息子を外国のチームに送り込んで競技に出場させるので」と糾弾。皇帝と称されていたプルシェンコ氏が苦しい立場に立たされている。