【ジョージア州アトランタ15日(日本時間16日】北中米W杯準決勝が行われ、60年ぶり2度目の優勝を目指したイングランドは、アルゼンチンに1―2で敗れ3位決定戦(18日=同19日)に回った。先制しながらも、守備一辺倒となり逆転を許したとあって、同代表OBからトーマス・トゥヘル監督の采配に非難が殺到した。
序盤から互いに闘志むき出しの激戦となったが、0―0で迎えた後半10分、FWモーガン・ロジャーズ(アストンビラ)のクロスをFWアンソニー・ゴードン(ニューカッスル)が右足で合わせ先制。その後は守備を固めて勝利を目指したが、勢いづいたアルゼンチンに40分、アディショナルタイムと立て続けに得点を許し、夢破れた。
主将のFWハリー・ケインは「1―0とリードした後は、ただリードを守ろうとするだけになってしまった。このレベルではそれだけでは不十分だった。あと一歩及ばなかったことは、ただただ悔しい限りだ」と心境を吐露した。
英メディア「BBC」によると、元代表FWウェイン・ルーニー氏は1点リードの後、守備的な戦術を取ったトゥヘル監督について「先制点の後、2点目を狙おうとはしなかった。トゥヘルが選んだ賭けは、5バックを採用することだった。その結果、相手に試合の主導権を握られた。トゥヘルが下した決断が、今夜の我々の敗因となった」と断罪。元代表FWクリス・サットン氏も「トゥヘルのコーチングとしての大惨事。アルゼンチンの質に対して30分間守備を期待することはできない」と批判するなど、大ブーイングとなった。
トゥヘル監督は「残念だ。あと一歩だったのに、得点後に受け身になりすぎて多くのチャンスを許してしまった」と振り返り「もちろん、責任はコーチにある。うまくいかなければ、それが間違っていたと言うのは簡単だ」と語った。













