ドジャースの大谷翔平投手(32)は本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、メジャー通算300号となる20号を放ち、4打数1安打1打点、1得点だった。打率2割9分4厘。チームは8回に2つの失策が重なり、3―4で逆転負けした。
大谷がまた歴史に名を刻んだのは初回先頭だった。右腕ロレンゼンの2ボールからの3球目、ほぼ真ん中の93・3マイル(約150・2キロ)のシンカーを豪快に振り抜いた。角度19度、打球速度112・2マイル(約180・6キロ)の弾丸ライナーにファンは大歓声。そのまま中堅左に飛び込んだ。2試合連発の20号は通算170人目、日本選手初の300号だ。飛距離409フィート(約124・7メートル)の文句なしの一発だった。先頭打者弾は今季7本目、通算31本目だ。
大谷はメジャー通算1121試合目の出場だが、投手のみで出場した19試合を除くと1102試合目。これはアーロン・ジャッジ(955試合)、ラルフ・カイナー(1087試合)、ライアン・ハワード(1093試合)、ホアン・ゴンザレス(1096試合)に次ぐ5番目のスピード達成となった。
記録はそれだけではない。ESPNInsights公式X(旧ツイッター)によると、MLB9シーズンで300本塁打と100盗塁を達成したのは史上初だ。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、先頭打者弾で通算300号を達成したのは2006年のスティーブ・フィンリー(ジャイアンツ)以来、史上2人目。
300本塁打と765奪三振となったが、300本塁打以上放って500奪三振はベーブ・ルース(714本塁打・501奪三振)に次いで2人目だ。
3回一死無走者はカウント1―1からの3球目、外角高めの84・8マイル(約136・5キロ)のチェンジアップを強打するもミスショット。スイングした直後に顔をゆがめた。角度49度で高々と上がるも中飛だった。5回一死一、二塁は四球。2番手の右腕メヒアと対戦した7回先頭はカウント1―2からの4球目、外角高めの99・1マイル(約159・5キロ)のフォーシームに中途半端なスイングで空振り三振に倒れた。
一発出れば逆転サヨナラの3―4の9回無死一、二塁は3番手の右腕ロマノと対戦。2ストライクからの3球目、内角高めの94・3マイル(約151・8キロ)のフォーシームに詰まらされて三飛だった。
チームが逆転負けしたため、試合後、取材に応じなかった。
米300号と日本での48本を合わせると日米通算350本塁打まであと2本だ。前半戦は残り4試合。区切りをつけて14日(同15日)にフィラデルフィアで行われるオールスター戦に出場したいところだ。












