中道改革連合・立憲民主党・公明党は2日、国会内で合同政調審議会を開催。立憲民主党の徳永エリ政務調査会長は、自民党と日本維新の会が連立合意で掲げた衆議院の議員定数削減法案をめぐり〝国会空転〟の事態について言及した。

 特別国会は会期末(17日)が迫る中、与野党の対立が激しい。その理由は自民、維新による与党が今国会で成立を目指す衆議院の議員定数削減法案に対し、野党側が猛反発している。

 こうした状況に与党側だけで審議された衆議院定数削減法案はこの日、採決が見送られた。

 一方、3党による合同政調審議会は冒頭、中道の岡本三成政務調査会長が衆院議員定数削減の採決が見送られた形になったことに「前に進むような糸口は残念ながら見いだすことができなかった」と出席者たちに伝えた。

 これを受けて徳永氏は「私も岡本政調会長とまさに同じ思いです。円安が進行して162円ということで来年には200円になるかもしれない。物価はどんどん上がっていくわけですけど、いまやらなきゃいけないのは物価高で苦しんでいる国民をどう支援することではないでしょうか」と提起すると、出席者たちから「そうだ!」と声が上がった。

「重要な話が全然できなくてですね、どうでもいいような議員立法(議員定数削減)に時間とエネルギーを使う、本当にとんでもない国会だと思っています。しかも(高市早苗)総理が出てこない。しっかり出てきてですね、(国会が)延長されなければ(会期末は)7月17日なので時間がありません」

 野党側は来週の国会で高市首相が出席のもとでの集中審議を強く要求している。

「来週は私たちが求めている集中審議、QT(党首討論)に応じていただいてですね、しっかり国会のなかで議論していく、そういった環境を作っていきたいと思っていますので、ぜひみなさんもいろんなところで怒りの声を発信していただきたいと思います」と徳永氏の呼びかけに大きな拍手が起こった。