現役の〝女子プロレスラー〟、日本維新の会・広田さくら氏が1日、東京・有楽町のイトシア前で行われた同党の街頭演説会に出席した。

 広田氏は昨年11月の東京葛飾区議選に維新から立候補し見事に当選。シングルマザーとして双子を育てながら、フリーランスプロレススラー「シン・広田さくら」のリングネームでも活躍している。

 大勢の聴衆を前にマイクを握った広田氏は「私は維新の所属ですが、葛飾区においては無所属・無会派という扱いになります。1人会派です」と自己紹介した。

「私は実感しました。区議になっていろんな議会や定例会に出て一人だけの力がどんなに小さいことか。一番感じたのが、第4回定例会が11月にありました。そこに議員報酬の改正の議案が上がった。『議員の報酬が上げてもいいですか』という議案です。東京都の人事委員会の民間比較の調査の対象が、50人だったのが、100人に変わったんです。100人を対象にすると報酬を上げてもいいと対象になった。入って早々、『議員報酬を上げていいです』なんて賛成する気もないし、やってはいけない、私は断固反対しました」

 葛飾区の議員報酬改正議案は賛成多数で可決されたという。

「(議会のなかで)一人でいると賛成多数という重みに本当に押しつぶされそうになります。『じゃあ、そこでどうするのか』、一人だからしょうがないとあきらめるか、違います。一人だからこそ、戦い抜く。議会では私は一人ですが、区民の方がいる、私はそう思って確信して活動をしています」と自身の政治信条に言及した。

 演説の最後に広田氏は「現役のプロレスラーです。藤田文武共同代表が(会場に)来るまでにしっかりと場を温めなくてはいけないという役割も担っているんです。プロレスの会場のように声を出していただこうと思います。〝1、2、3、さくら!〟にしようと思ったんですが、そんなに目立っちゃいけないと思いまして〝3、2、1、維新!〟にしようと思ったんですが、みなさまいかがでしょうか」と聴衆に向かって呼びかけ、維新コールで締めると大きな拍手を受けた。