日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長、森保一監督が2日、都内で会見を行い、北中米W杯の戦いぶりを振り返った。

 優勝を目標に掲げた日本は、1次リーグF組を2位で通過。決勝トーナメント1回戦でブラジルに1―2と惜敗し、ベスト32で終戦となった。

 この日、日本は複数の便に分かれて帰国。宮本会長は「今大会を戦うにあたり、たくさんのサポーターに応援していただいた。ホームのような雰囲気で、世界中から声援が届いていたのが印象に残っている」と感謝を口にした。

 山本技術委員長は「絶大なるご支援、ご声援ありがとうございます。3年半、森保監督のもとW杯を目指してさまざまなものを積み上げてもらった。連動性のあるサッカーを一段も二段もあげてもらった。日本のスタイルをさらにバージョンアップした形で整えてもらった。選手、チームの成長が見えてきたのが成果だった」と森保監督の功績を称賛。その上で「今回は日本国民のみなさんが代表を誇りに思ってもらえるような雰囲気をつくってくれた」と謝辞を述べた。

 森保監督は「私からも感謝の言葉しか出ないくらいの気持ち。本当に北中米W杯においての日本の戦い、ここまでの道のりの中でたくさんのサポーター、国民のみなさん、世界各国で頑張っている日本人がエールを送って、共闘してくださったおかげで思い切って世界に挑むことができた。間違いなく国歌の音量はこれまでで一番、試合中も声を張り上げてくださって、相手サポーターより大きな音量で選手たちを後押ししてくれた」と回想。「予定より早く帰ってきてしまった」と悔しさをにじませつつも「サポーターのみなさんの現地での共闘、応援、世界各国からわれわれと戦う念を送ってくれる気持ちが届いて、選手たちは勇敢に走り抜いてくれた」と神妙に語った。