日本代表MF久保建英(25=レアル・ソシエダード)が、不完全燃焼で2度目のW杯を終えた。

 オランダとの北中米W杯1次リーグ初戦で左ヒザを負傷すると懸命に回復に努めたが、29日の決勝トーナメント1回戦ブラジル戦(米国・ヒューストン)に間に合わず3試合連続の欠場。チームはブラジルに1―2に敗れたことで、W杯のピッチに戻ることはできなかった。

 試合後、取材エリアで「最後まで同点を信じていた。試合を見てて誇らしかった。みんなが泣いてるのを見て〝終わってしまったのかな〟と、すごく悲しくなった」と語った。

 久保が復帰できていれば、結果は違っていたかもしれない。それでも「僕がいたら何か変えられたのか、そういったことを言うつもりはないけど、今まで僕のことを信じてくれた、いろんな人たちに申し訳ない」と〝たられば〟には踏み込まなかった。

 カタールW杯では決勝トーナメント1回戦クロアチア戦は体調不良でメンバー外だった。巡り合わせの悪さに、本人からは「今回もどうしようもないことで、準備を怠ったとかではない。持っていないと言われれば、それまで」と、もどかしさを口にした。