北中米W杯で1次リーグ敗退に終わった韓国・洪明甫(ホン・ミョンボ)が28日(日本時間29日)に辞任を表明したなか、同国サポーターの代表が怒りをぶちまけた。

 韓国メディア「STAR NEWS」は「レッドデビルズのチョ・ホテ会長がホン・ミョンボ監督の辞任に激怒『それがボランティアなら、受け取った金を吐き出せ』―痛烈批判」と題する記事を掲載。「韓国代表のサポーターグループ『レッドデビルズ』の会長であるチョ・ホテ氏はホン・ミョンボ監督と韓国サッカー協会を痛烈に批判した」と報じた。

 同記事では「チョ・ホテ会長は、大会開催国メキシコに滞在している約500人のレッドデビルズのサポーターの状況について『まるで故障したナビゲーションシステムのように、どこに行けばいいのか分からず、完全に混乱状態にある』と報告した」と記した上で、母国の決勝トーナメント進出を信じて現地に残っていたサポーターの現状を次のように説明した。

「32強に進出すると確信していたファンは、次の戦場となるロサンゼルス行きの航空券を予約していた。敗退が確定すると、ファンは航空券をキャンセルせざるを得なくなり、1人当たり約30万ウォン(約3万円)のキャンセル料が発生した。チョ会長は『ファンは帰国便や代替の乗り継ぎ便を確保しようと莫大な時間とお金を無駄にしている』と述べ、現地の荒涼とした雰囲気を『ファンの現状は崩壊寸前だ』と表現した」

 さらにチョ会長は「史上最も輝かしい布陣だったのに、監督は自分の戦術の欠点や敗因すら理解していないと言い訳ばかりしている。ファンは到底理解できない」「ホン・ミョンボ監督はとっくに辞任すべきだった。代表監督の職が『ボランティア』だと言うなら、本当にそうなら、これまで受け取った報酬を全額返還すべきだ。そんな言い訳はバカげている」と怒りをぶちまけた。

 韓国のファンの怒りは当分の間、治まりそうにない。