日本代表の森保一監督(57)が28日(日本時間29日)、北中米W杯決勝トーナメント(T)1回戦ブラジル戦(米国・ヒューストン)へ向けて試合会場のヒューストンスタジアムで公式会見を行い、PK戦の方針について説明した。

 決勝トーナメントに入れば、PK戦に突入する可能性も十分。2022年カタールW杯を含めて2度も8強入りを阻まれた〝鬼門〟だ。PK戦へのマネジメントも重要になってくるが、前回とは異なる方針を示した。

「前回、カタールW杯でクロアチアとPK戦の末に大会から去らなければいけなかった。そのときのキッカーは、誰が蹴るかは準備していたが、選手たちの挙手制でキッカーを決めた。今回はPK戦が濃厚になれば、キッカーの順番を決めておきたい。今回は挙手制ではなく、最後私が決めて選手たちに蹴ってもらおうと思う」

 挙手制だった前回は一人目のキッカーに名乗りを上げたMF南野拓実(モナコ)が失敗するなど、選手に批判の矛先が向いてしまった。森保監督としては、PKキッカーという重役担うことで成長につなげてもらいたいという〝親心〟だったが、真意とは違う方向に事は展開してしまった。そのため、今回は自身の責任で順番を決めるに至った。

 指揮官は大会前、PK戦について「めちゃくちゃプレッシャーがかかってる中で蹴ること自体、決まっても決まらなくても、選手の成長になる。ただ、ミスをすると、選手の責任になってしまうので、今回はおそらく自分が順番を決める」と語っていた。