北中米W杯で1次リーグ敗退が決定した韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が28日(日本時間29日)に辞任を表明したが、会見で見せた態度が大きな波紋を呼んでいる。
韓国が入ったA組は同国で〝蜂蜜組〟と表現されるなど楽観ムードが漂っていたが、フタを開けてみれば初戦のチェコ戦こそ勝利するも、第2戦のメキシコ戦、第3戦の南アフリカ戦と連敗して3位に転落。他組の結果を受けて、28日に敗退が確定した。
洪監督は現地で緊急会見を開き、辞任を表明。同国メディア「エックススポーツ」などが一斉にその様子を報じた。失意の指揮官は「国民の皆さまが期待していた結果をお見せすることができなかった。その責任はすべて監督である私にある」とした上で「本日、代表チームの監督という職を辞任する」と表明した。
しかし、会見形式があらかじめ用意した声明文を読み上げるだけだったため、誠意がみられないと批判が噴出。さらに、会見場で見せた洪監督の〝態度〟も問題視されている
韓国メディア「ファイナンシャルニュース」は「ホン・ミョンボ監督が代表チームの監督職を辞任する意向を明らかにした後、質疑応答を省き、短い声明文を読み上げただけで会見場を去ったやり方に批判が寄せられた」と指摘した上で「ズボンのポケットに手を入れながら退場した場面まで公開され、辞任発表時の態度が物議を醸した」と会見後にポケットに手を突っ込んだ姿が非難の的になっているという。
「声明文の朗読は長くはなかった。ホン監督は報道陣の質問を受け付けずに会見場を後にしたが、その際、ズボンのポケットに手を入れている姿がカメラに捉えられた」と同メディアは問題の場面を説明。そして「映像が公開された後、SNSでは、成績不振で辞任する監督としてふさわしい態度なのかという批判が相次いだ。1分30秒ほどの声明文を読み上げただけで、質問を受け付けずに退場した点も指摘された」と批判が沸き起こっている様子を伝えた。
スポーツキャスターのパク・ジョンユン氏は、ユーチューブチャンネル「イスタTV」で「仮にも2年間、韓国サッカー代表チームの監督だったではないか。言葉遣いや表情、伝え方があまりにも衝撃的だ」などと不適切な態度だと糾弾した。
また同メディアは、ファンからの声を紹介。「最後まで腹を立たせるな」「これが責任か? これが責任を取るということなのか」などと猛批判が浴びせられている。
洪監督の〝ポケット騒動〟は韓国メディアは一斉に批判を展開。「マイデーリー」は「これが反省の態度か? グループリーグ敗退を受けて辞任を発表したホン・ミョンボ監督、不誠実な声明文と振る舞いに最後まで物議が続く」と追及している。
洪監督に対しては韓国全土で〝出禁運動〟が拡大するなど騒動が深刻化。警察は30日の帰国時に合わせて厳戒態勢を取る方針を固めている。












