北中米W杯1次リーグA組最終戦(24日=日本時間25日、メキシコ・モンテレイ)、韓国が南アフリカに0―1で敗れ、勝ち点3のままで3位に転落。決勝トーナメント(T)進出が不透明となる中、地元メディアからは大一番で主将のFWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)を外したホン・ミョンボ監督の采配に、疑問の声が上がっている。

 韓国は初戦でチェコに2―1で勝利し、2戦目でメキシコに0―1で敗れた。この日は引き分け以上で2位通過が決まる中、2戦ともに無得点だったエースのソンがまさかのベンチスタートとなった。

 前半は一進一退の攻防が続き、両チームがチャンスを作ったが得点を奪えず。0―0で試合を折り返す。

 そして後半開始からソンを途中投入。韓国イレブンは積極的に攻撃を展開するが、後半18分に南アフリカのFWタペロ・マセコ(AELリマソル)のゴールで先制された。その後、韓国は猛攻を仕掛けたものの、同点には追いつけず。3位で1次リーグを終え、ほかのグループの結果次第では敗退となる。

 地元紙「ソウル新聞」は「〝衝撃的な敗北〟ホン・ミョンボ 彼は史上最悪の監督になるのか…韓国、不調の後南アフリカに敗れる」と報道。「この日、ホン監督は大胆な行動を取って、代表チームの主力選手ソン・フンミンをベンチに押しやった。彼らは大胆な決断をし、第1、2試合で得点できなかったソン・フンミンの代わりに(FW)オ・ヒョンギュ(ベシクタシュ)を先に投入した」と采配を疑問視した。

敗戦に涙を流す韓国サポーター(ロイター)
敗戦に涙を流す韓国サポーター(ロイター)

 ホン監督は、〝ソン外し〟の理由について「相手の体調を考慮し、後半にプレーすることがチームにも自分にも良いと判断した」と語ったという。

 ホン監督は2014年ブラジル大会でも韓国代表を指揮したが、グループリーグの3戦で1分け2敗に終わっている。同メディアは「2014年のブラジル大会では3ゴール6失点、この大会では2ゴール3失点でした。たとえ最悪のコーチと呼ばれても、これらの結果は疑いようがありません」と手厳しく報じた。