北中米W杯に出場している韓国代表の選手たちに対する誹謗中傷が深刻化して、同国で騒動となっている。
1次リーグA組の韓国は18日(日本時間19日)のメキシコ戦で0―1と惜敗。大一番を落としたことが韓国で大きな批判となっており、さらに選手たちに向けた誹謗中傷にまで発展してしまっている。
同国メディア「MHNスポーツ」は「メキシコ戦後、ソル・ヨンウ、キム・スンギュに無分別な非難…精神的被害を受ける 応援の声を高めるべき時期だ」とした上で「まったく不快な非難が並ぶ。国を代表する選手に対する尊重はなかった」と誹謗中傷を非難した。
韓国ではソルが戦犯の一人と扱われており、同メディアは一部の心ないファンから上がっている声として「アマチュアのサッカー選手の方がうまくやるだろう」「なぜ代表に選ばれたのか分からない。自ら辞めろ」といった過激な批判のほか、「生意気なマネをするな」「前十字靱帯断裂のような深刻なケガを祈る」などといった批判の域を越えた誹謗中傷が続出していると指摘した。
さらに、失点シーンに絡んだキムの妻であるモデルのキム・ジンギョンのユーチューブチャンネルに「敗北はお前たちのせいだ」と書き込まれ、コメント欄を閉鎖する事態となった。
同メディアは、韓国内で吹き荒れる誹謗中傷の嵐にこう警鐘を鳴らす。「サッカー選手という枠を超え、一国を代表する資格で出場した。しかし、返ってきたのは自国民による匿名性の陰に隠れた、責任のない快楽だった。笑顔で楽しむべき雰囲気と、ネット上の環境は正反対だ。(選手は)その立場ゆえに、競技力に対する批判を受けることはある。しかし思わず眉をひそめてしまうような、度を越えた非難が問題を引き起こしている。応援メッセージが与える力を台無しにしてしまう。その被害は、そのまま選手と家族に降りかかる」と強い懸念を示した。
韓国代表はピッチ外での厳しい状況にさらされながらの戦いを強いられているようだ。












