「本田語録」が海外でも注目を集めている。北中米W杯で日本代表は1次リーグF組第2戦のチュニジア戦(21日=日本時間22日)に4―0で大勝。日本テレビ系の中継で解説を務めた元日本代表MF本田圭佑(ジュロン)は初戦のオランダ戦に続いて数々の〝名言〟を生み出す一方で、その発言が第3戦(25日=同26日)で激突するスウェーデンでも報じられた。

 スウェーデン紙「EXPRESS」(電子版)は「大勝した日本の怒り スウェーデンは順位で下回る」と題する記事を掲載。「『ボールは2ミリの差でゴールに入っていた』と日本のストライカー、本田圭佑は憤慨した」と報じた。

 同記事では戦評を記す一方で「この大勝利により日本はスウェーデンを抜いてグループ2位に浮上した。しかし、もっと大きな得点になっていた可能性もあった」と指摘。前半10分、DF冨安健洋のヘディングシュートは相手GKにかき出され、ゴールはならず。本田は中継内で「2ミリぐらい入っていたと思う」と悔しがった。

 記事ではこの場面に着目。「そのゴールはわずかな差で取り消され、日本の選手たちは激しく抗議し、スタンドでは元エースストライカーの本田圭佑も不満をあらわにした。(W杯での)日本代表歴代最多得点記録保持者である本田は、現在日本のテレビで解説者として活躍している。このゴールは、日本がグループ首位の座をかけてオランダと得失点差で争っているため、重要な意味を持つ可能性がある。現在、オランダと日本の得失点差は全く同じだ。『2ミリの差だった』と、うだるような暑さのモンテレーで本田圭佑は語った」と伝えた。

 本田は初戦のオランダ戦で相手選手を「うざい」と表現。発言が誤解を招く形でオランダメディアに伝わり「侮辱した」と報じられた。この日のチュニジア戦のコメントが、今度は日本の次戦の相手スウェーデンにまで波及。本田の〝発言力〟の大きさが改めて浮き彫りとなった格好だ。