サッカーの北中米W杯1次リーグE組第2戦(20日=日本時間21日、米国・カンザスシティー)、初出場でFIFAランキング81位のキュラソーが同30位のエクアドルに0―0で引き分けて、W杯で初の勝ち点1を獲得した。

 キュラソーは14日の初戦で強豪ドイツに1―7で屈して黒星発進。前半からエクアドルの猛攻を受けるが、チーム最年長のGKエロイ・ローム(37=マイアミFC)の好セーブもあり失点は許さない。キュラソーのシュート10本に対し、エクアドルに26本を打たれたが、チーム一丸となって最後まで無失点で守り抜いた。

 この日はゴール裏の一角を除き、ほぼ360度エクアドルサポーターが埋め尽くした。DAZNの中継では呆然と立ち尽くすエクアドルの選手たちに対し、歓喜の輪を作るキュラソーの選手たちが映し出された。ゴール裏のキュラソーサポーターも、国旗やタオルを掲げて大喜びだった。

 試合後にロームは「出場した選手たちがどれほど全力を尽くしたかを見れば、みんなが全てを出し切った。だから、私たちにとっては勝利のように感じるんだ」と会心の笑みを浮かべた。