宇都宮競輪GⅢ「宇都宮市制130周年 開設77周年記念競輪 第2回レジェンド神山雄一郎カップ」は2日、最終日を迎えた。8Rの特選では市田龍生都(24=福井)が裸逃げの展開で2着に粘り節間3回目の確定板入りを決めたが、その表情は非常に厳しいものだった。

 ここまで3日間は2回目の9車立て、そして2回目の500バンクに手を焼き、ラインを生かす走りが全くできていなかった。「連日の失敗を取り返せるように、最終日こそ頑張りたい」と3日目のレース後に語っていたが…。

 この日は「失うものはないし力を出し切ろうと」後ろ攻めにこだわった。打鐘で前に出たが、間髪入れず叩きに来た根田空史への対応が遅れ、自身はなんとか根田を合わせ切ったものの、後ろの村上博幸が付け切れず、根田に番手にハマられてしまった。その後、根田の番手まくりを合わせ切る強さは見せたものの、またも〝自分だけ〟になってしまった内容をレース後は猛省した。

「今日は先行しないといけない日だったし、もし負けていたら選手としてやっていけないと思ったので無我夢中で踏んだけど。技術不足だし、まだ甘い。記念(9車)や500バンクに慣れていないことを言い訳にしないような開催にしたかったんですが…。寺崎(浩平)さんなど先輩方からもアドバイスをいただいたのに、それができなかった。評価としては最悪の形になってしまった」と声を振り絞った。