【女子ボートレーサー・インタビュー 寺田空詩(21=山口)前編】
――ボートレーサーを目指したきっかけは
寺田 高校1年生くらいに徳山でペアボートに乗ったのがきっかけです。それが129期の応募締め切りの直前でカッコいいなと思って応募しました。
――すぐに受験
寺田 とりあえず受けてみようという気持ちで受けました。勉強はあまりしなかったけど、体力があまりなかったのでトレーニングは頑張りました。父と一緒にランニングしたりしました。
――ボートレーサー養成所の生活は
寺田 養成所に入った頃はまだ若かったこともあって、家が恋しくなることもありました。厳しい環境に戸惑うこともたくさんありました。でも、そのたびに同期や実技教官に助けてもらって支えられていました。今、振り返ると、こうした経験もすべて楽しい思い出として残っています。
――父はSG・2V、GⅠ・7Vの寺田祥選手
寺田 レーサーになる前は父のレースはほとんど見たことがなかったんです。レーサーになって尊敬する部分が増えたと思います。
――尊敬する部分は
寺田 仕事とプライベートのオン・オフができるところです。レースでだったら旋回や道中の駆け引きですね。父がレーサーというのは大きいです。とても助かっています。他支部の先輩と話すのも全然違います。
――師匠は
寺田 師匠はいないんですよ。その節にいる先輩に教えてもらっています。同支部の先輩がいなかったら他支部の先輩にも聞きます。
――誰かに弟子入りするつもりは
寺田 分からないですね。師匠が欲しいという気持ちはあります。でも、師匠が付かなくてもいいという気持ちもあって半々くらいです。弟子入りしなければ柔軟にいろいろな選手から教えてもらえるので、父にも「弟子入りしなくていいんじゃない」と言われています。
――目標は
寺田 今期はA級に上がりたいなと思っています。6着を取ることが多くて中間着のキープができたらいいなと思っています。大敗を減らしたいです。
――先の目標は
寺田 特にないです。やる気がないわけではなくて今を精いっぱい走っています。
――予選突破はあるが、優出はまだない
寺田 そうなんですよ。今期できたらいいなと思っています。
――現状の課題は
寺田 レース面では、スピードを持ってまくり差しができるようにならないとダメだなって思っています。スタートも今期はフライングしないようにしているけど、勘がつかめているわけではないですね。調整面ではプロペラをいつも同じ節の先輩に教えてもらっているんですけど、1人で困った時に対処できなくなることがあるので自分に合った調整を早く見つけたいなと思っています。
――一番印象に残っているレースは
寺田 正直、今のところ「これは!」っていうレースはまだないんです。でも、それもまだまだ経験が足りない証拠だと思うので、これから先、いつか自然と印象に残るようなレースができるようになりたいです。
――得意なこと、レーサーとしてのアピールポイントは
寺田 正直、まだこれといって「これが強みです」と言えるものはないですね。でも、どんなことでも吸収しようという気持ちは強く持っているので、これから自分の武器を見つけていけるように頑張っていきたいです。













