平塚競輪GⅠ「第80回日本選手権競輪」は4日、4日目を迎え11Rでゴールデンレーサー(GR)賞が行われる。並びについて頭を悩ませていたのが阿部力也(38=宮城)だ。
2日目特選11Rで苦しいところから3着に突っ込み、GR賞進出を決めたものの、頭の片隅に悩みが残る。
「これは…。行きたいけど、行けないっスよね。真杉(匠)も乗ってくれていれば」
悩みの種はGR賞の並びで、古性優作との連係が心にあった。一昨年12月から同期の古性を頼り、岸和田での練習生活を開始させた。その成果が出たのが昨年の当大会で、初のGⅠ決勝進出につながった。「家族との時間を犠牲にしているので、結果を出さないといけないので」と決意のほどを明かしていた。
古性のおかげ、岸和田の選手たちの支えがあるのは間違いない。加えて「優作みたいな魅力のある選手と連係できれば」とその姿に感銘を受けてもいる。だが、東で吉田拓矢が1人となれば、飛び越して古性の番手はスジが違う。
「また裏切者って言われてきます(笑い)」
古性に話をして、競輪的には自然な吉田の番手でGR賞は勝負する。同じレースで、戦える姿を見せることが恩返し。そして、2年連続の決勝へと道を切り開く。












