平塚競輪GⅠ「第80回日本選手権競輪」が1日に開幕し、昨年末に当地でKEIRINグランプリを制した郡司浩平(35=神奈川)が11R特選で1着発進を決めた。
レース内容にも王者の風格が漂っていた。初手は1番車を生かし、ライバルの出方を見極めて前中団を確保。前受けの犬伏湧也が山口拳矢―浅井康太を突っ張った上を新山響平―阿部拓真が抑えると「叩きに行くかどうかは、犬伏君の引き具合で」という冷静な判断で、北日本2車の3番手を確保した。
こうなれば、あとはどこで仕掛けるか。新山はじわじわと加速していたが、最終2角過ぎから外へ持ち出し、きっちりとまくりきった。「鐘4角ぐらいで行ければ(3番手の)岩本(俊介)さんも楽だったはず」と反省材料がなかったわけではないが、3月の防府GⅡウィナーズカップ以来の実戦でもレース勘に「問題はなかった」。
南関の総大将として、かかる期待は大きい。少なからずプレッシャーもあるだろうが「体の状態はいいし、気負い過ぎずリラックスしてレースに臨めている」という。自身初のダービー制覇に向けて最高の滑り出しとなった。












