【女子ボートレーサーインタビュー 吉田彩乃(25=静岡)前編】

 ――ボートレーサーを目指したきっかけは

 吉田 もともとボートレースのことは知らなかったんですが、お父さんが知っていたんです。高校生の時に家の近くのボートレース浜名湖に連れて行ってもらって面白そうだなと思って目指してみようかなと思いました。進路に悩んでいて、こういう職業もあるんだと知って稼げるところにもひかれて試験を受けてみることに…。高校を卒業する18歳の時にボートレーサー養成所の試験を受けて1回で合格しました。

 ――試験のために取り組んでいたことは

 吉田 勉強はもちろんして実家がトレーニングジムを経営しているので体力向上に向けて家でトレーニングしました。筋トレとか、体が硬かったので柔軟性を良くする運動をしてました。

 ――学生時代のスポーツ経験は

 吉田 小学校から高校までずっとバスケをやってました。厳しい部活だったので忍耐力は付いたかもしれないです。

 ――養成所時代を振り返って

 吉田 嫌なこととかはすぐ忘れるタイプなので辛かったなって記憶に残ってることはないんですよ。ボートレーサーになるためにやらなきゃいけない一年だったので、それに向けて頑張ったという感じです。そこまで大変だったという感じはないです。

 ――デビューから間もなく6年。2026年後期適用勝率は4・72。成長の実感は

 吉田 手応えがあるわけではないんですけど、毎回毎回やるべきことがどんどん出てくるので、その目標を達成できるように毎節、頑張るという感じですね。

 ――直近の目標は

 吉田 1着回数を増やすことです。勝ち切れないレースが多いのでしっかり1着を取れるようになりたいです。

 ――昨年2月の平和島の初優出以来、優勝戦から遠ざかっている

 吉田 準優に乗れても外枠でしか乗れていない。予選で着を取れるように走り方ももっと考えていかないといけないと思います。

 ――現在の課題は

 吉田 イン逃げですね。Sは行けるんですけど、そこからの逃げ方のイメージが湧かなくて…。イン逃げできたらもっと点数も上がるので、そこが今の課題ですね。

 ――調整面は

 吉田 最近、特になんですけど、今までとは違うペラの形を調整してみようと思ってやっているところです。直線をしっかりつけてスリットから出るような感じです。こっちの方がレースは楽しくなっている気はします。まくれればいいんですけど、まだそこまではいけてないので隣の人よりは分が良くなるようなエンジンにしたいなと思って調整してます。

 ――好きなレース場は

 吉田 海水の方が走りやすいので好きです。握れるレース場が好きなんです。淡水だと握るのが怖いというか弾かれる感じがあるので…。

 ――アピールポイントは

 吉田 スタートは遅れないように心がけています。S力があるわけではないんですけど、ドカへこみをしてまくられないように気をつけて行ってます。

 ――目標とするレーサー像は

 吉田 勝てる時にしっかり勝つ選手はすごいなと思います。まくりならこの人みたいな、そういうイメージをつけるのってすごく大事だと思います。自分も勝ち切れる選手になりたいですね。