立川競輪FⅠ「競輪ワールドシリーズ2026」が27日、開幕する。ハリー・ラブレイセン(29=オランダ)、マシュー・リチャードソン(27=英国)が参戦する男子も注目だが、それ以上なのはガールズ。国内無敵の佐藤水菜(28=神奈川)がヘティ・ファンデルワウ(28=オランダ)、マチルド・グロ(27=仏)と相まみえるファン必見のシリーズだ。

 年間グランプリスラムを達成し、GⅠは7連続優勝中。もはや国内では負ける姿が想像できないサトミナに、もし土がつくとすれば…。それは次節のGⅠ女子オールスターではなく、今回かもしれない。

「もう勝つ前提で話すのはやめましょう(苦笑)。今回は勝てるとは思っていないし、勝てるわけない。それは分かっているので」

 もちろん、サトミナ流の煙の巻き方でもあるのだろう。だが、この言葉こそが世界の強さ、凄まじさを肌で知るサトミナの本心にも思えてくる。

 直前は初日7Rで激突するグロと練習し「普通にちぎれた。男みたい」と、改めてその強さを体感したという。これが事実なのかは定かではない。しかし「番手を取れたらラッキーだから」と、普段は自力と簡潔なコメントも「流れ見て」。どう走っても脚力の違いで圧倒してしまう普段のレースとは別もの。そんな意識が伝わってくる。

 果たして初日がどんな結果になるのか。そして、ファンデルワウ、グロ、サトミナが揃うであろう決勝のレースは…。ファン注目の3日間が幕を開けた。