四日市競輪でナイターFⅡ「CTC3分前杯 中京スポーツ賞」が29日に幕を開けた。今節はガールズ併催シリーズで、6Rには前開催の青森で完全Vだった宇野紅音(22=岐阜)が登場して3着だった。

「前の露谷(菜々花)さんも結構ペースを上げていて、出切ったころには脚がパンパン。坂口(楓華)さんに格の違いを見せつけられた」と2番手から2角まくりを放ったものの、後ろに坂口らにその上を行かれてしまった。それでもバックは取ったように、レースを動かす積極的な姿勢は見せた。

 前回の完全Vは3日間とも逃げてつかんだ。デビュー当初は自在の印象が強かったが、今では立派な自力選手の一員になっている。「仲のいい熊谷芽緯さんや高橋美沙紀さんが自力なので。レースもずっと見ていて、自力ってすごくカッコイイなって感じてて、自分もいつか自力でやりたいと思ってました」

 ひそかな憧れを抱きながら挑んだ6月の大垣初日に3番手からホームカマシ先行で2着。「このレースがきっかけ。逃げてもいけるじゃんと思いました」と自信をつかんで以降は、タイミングがあれば果敢に仕掛けていっている。

 レースで自力を意識するようになって、日ごろの練習内容も徐々に変わってきた。「普段から自力の練習をしてますね。それに後輩の林香穂さんがデビューして、一緒に練習してます。私が先輩なのでレースでいいところを見せないとなって思っています」。

 2日目も好機で動いて、内容も結果も求めていく。