四日市競輪でナイターFⅡ「CTC3分前杯 中京スポーツ賞」が29日に開幕した。初日8RのA級予選は疋田敏(58=愛知)がライン3番手から中割り強襲で突き抜けた。

「盆と正月が一緒に来たね。思ったよりも伸びました。添田(龍児)君に引っかかってスピードを借りていけた」と、昨年10月以来となる勝ち上がりでの白星に笑いが止まらない。

 デビューして39年の経験も生きた。福田健太と添田の二分戦で、疋田はどちらかのラインの3番手に行ける番組。「添田君のことはよく知っているけど、福田君ラインの方が車番がいいからね。福田君の3番手を選んでよかった」。1番車の福田がS取りから突っ張り先行。それに見事に乗って1着を手にした。

「オレも3、4000走してるからね。そろそろベテランの味を出していかないと。息子(力也=119期)にも言っているけど、19歳でも58歳でも発走機に立てばみんな同じ。そう言えば体の反応も良かった。練習をやってきた甲斐があるね」。愛知の大ベテランの闘志に陰りはなく、いつまでもビンビンだ。