川崎競輪FⅠ「競輪ワールドシリーズ」は30日に開幕する。

 注目の12R特選は山崎賢人―中川誠一郎の3番手を桑原大志が固め、南関勢は渡辺雅也―佐々木真也で並ぶ。目標不在の皿屋豊(43=三重)は「三分戦にした方が面白くなるし、元中部ということで」と昨年10月まで愛知所属だった杉浦侑吾の番手を選んだ。

「2年前のGⅡウィナーズカップ(取手)の二次予選で連係した時はワンツーで勝ち上がりを決めたんですよ」。笑顔で相性の良さを強調した皿屋だったが、この話には続きがあった。「翌日の準決勝でも連係したんですけど2人して落車(藤井は落再入6着)してしまって…」。オチは付いてしまったが、駆け方は分かっている。

 皿屋は7月前橋の3日制GⅢの最終日に落車。「脳震とうもあったし、左肋骨の打撲で患部周辺が固くなって動きが悪くなっていた」こともあって成績が低迷。ここ最近はFⅠ戦で立て続けに予選落ちを喫した。

 今回は防府から中3日とタフな日程ながら「練習はしてきたし、手応えをつかみつつある」という。かつての仲間との連係で浮上のキッカケをつかみたいところだ。