前橋競輪GⅢ「開設76周年記念 三山王冠争奪戦」は27日、開幕した。

 西田優大(28=広島)は初日8Rで2着とし、二次予選にコマを進めた。前走の松山オールスター(GⅠ)は一次予選で無念の落車。それでも「自分のフレームがダメになったので石原颯君からフレームを借りて」敗者戦を3走すると、2回確定板入り。この経験は中国地区のホープにとって財産となったようだ。
「満足いく状態じゃない中で2回車券に絡めたのは収穫でした。よく先輩たちから言われるのは『みんな痛いところを抱えて走っている。ベストな状態で挑めることはほとんどない』ということ。気持ちや組み立てで補いながら結果を出せたのは、自分の中でも大きかったです」と振り返った。

 今シリーズは「以前、乗っていた自分のフレーム」での参戦だが、初日はロングスパートでライン上位独占に貢献。田尾駿介に差されて100勝達成とはならなかったが「違和感なく走れたし、体も落車前くらいに戻っている」と手応えはつかんだ。

 そして「前橋はコーナーをうまくつかえる感じがあるので自分に合っている」と当地と相性の良さも実感する。「バックを取る気持ちで」果敢に仕掛け、今度こそ節目の100勝を達成だ!