松戸競輪のGⅢ「開設76周年 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」は最終日の25日、12Rで決勝戦が行われ、岩本俊介(42=千葉)が優勝。通算7度目のGⅢ制覇で、松戸記念は4回目、松戸GⅢでいえば6回目の優勝となった。
地元で無類の強さを誇る絶対的エースが人気に応えた。レースは残り2周半から深谷知広が風を切ると、別線の動きに合わせて根田空史がHS番手まくり。岩本は3角からためらうことなく外へ車を持ち出した。「深谷がラインの力を見せてくれたし、千葉から誰かが優勝しなきゃいけない」。地元勢を代表して優勝をつかむ――。その強い思いを胸に鬼となった。
ともすれば非常な運行にも見えたが地元の牙城を守るために迷いはなかった。さらに深谷と根田の走りに「ラインのために走るって昔ながらの競輪を思い出し初心に帰った」と振り返った。
2025年には輪界最高位のS班に在籍した男は「グランプリを超えるような声援があった。全員が競輪に興味を持って見に来てくれたのがうれしい。選手冥利に尽きます」と、詰めかけたファンに競輪の魅力を改めて示し、仲間とつないだ最高の結果で大声援に応えた。












