長崎県・佐世保競輪場では初のGⅠ開催となる「第2回女子オールスター競輪」が8月7~9日の3日間、ナイターで行われる。2年連続の年間グランプリスラムに挑む絶対女王・佐藤水菜(27=神奈川)を中心に、10年連続ファン投票1位の児玉碧衣ら42人が、西国の地でキラ星のごとく輝く。
世界のサトミナには逆らえない。最速&最強女子の生きる伝説は、昨年4月岐阜GⅠクラシック決勝から始まった。パールカップ、オールスター、女子王座戦の全GⅠにグランプリを制覇する年間グランプリスラムの大偉業を達成。今年も4月松戸クラシック&6月岸和田パールCを圧勝。〝ひょっとしたら…〟と思われた7月立川の競輪ワールドシリーズではグロ、ファンデルワウの外国人レーサーとのまくり合戦を制し〝黒船〟も撃破。連勝を「23」に伸ばした。ファンが期待するのは、2年連続の年間グランプリスラム。ファンの声援を力に変えて、音速のスピードで一番星に輝く。
児玉碧衣(31=福岡)は10年連続ファン投票1位に選出された超人気レーサー。パールCは右足首を捻挫して決勝で当日欠場。サトミナとの直接対決を心待ちにしていたファンの期待を裏切ってしまった。7月広島から復帰し、気配は走るごとに上向いている。アグレッシブに女王に挑む姿が、一番の恩返しと言える。
自転車競技日本代表として佐藤らと活躍する仲沢春香(25=福井)が、大仕事をやってのけるか? 25歳の気鋭は最高水準の練習環境で鍛錬を重ねることで、成長し続けている。パールCでは準優勝。7月伊東の競輪ワールドシリーズ初日は、グロを振り切った。目指す視界の先に女王の背中は見えているはず。先手有利なバンク特性も最大限に生かしたい。
いわき平ガールズグランプリ2026の出場権をかけたマネーバトルもジャンが鳴った。太田りゆ(31=埼玉)はクラシックで準V、パールCでも優出。一般戦は10Vの現在2位で初の夢舞台はほぼ安全圏。当然、欲しいのはタイトルで男子顔負けの爆発力を披露する。3位の児玉以下は大接戦とあって、今大会終了後に順位が大きく入れ替わる可能性もある。
初日ドリームメンバーの久米詩(26=静岡)は、準決フリーパスのアドバンテージを生かしたい。同じく梅川風子(35=東京)もここで長打を飛ばせば、終盤戦に望みがつながる。一方、7月の弥彦で通算700勝を達成した山原さくら(33=山口)に尾崎睦(41=神奈川)、吉川美穂(33=和歌山)の自在派、女王経験者の柳原真緒(29=福井)らは予選からのサバイバルレースを勝ち抜いてテッペンを目指す。












