富山競輪GII「第42回共同通信社杯競輪」は20日、3日目を行った。準決12Rでは新山響平(32=青森)が炎の先行勝負に打って出た。
燃える思いが富山バンクを駆け抜けた。準決12Rは地元の青森記念で屈した石原颯がいる構成だった。その時の力負けの悔しさがあり「石原君だけは、と思ってました」と前受けから突っ張り先行。青森の時は叩き返されたものの、3・3バンクを生かしてペースを上げ封じ切った。
「セッティングはまだいい感じじゃない」
その状態でも気持ちが入ったことが好結果につながった。古性優作、菊池岳仁の仕掛けも許さず、菅田壱道と2人で決勝に勝ち上がった。2人にとって大きな意味を持つ決勝進出だ。
2人とも暮れのいわき平グランプリ出場をかけて、賞金ランキングのシ烈な争いの渦中にいる。だからこそ「北日本ワンツーを決めて、2人でいい位置へ」と明確な目標がある。ここ数年の新山は賞金争いが恒例になっているものの、ここで優勝できればリードを奪える。
何よりも今年のテーマは「北日本の選手がいわき平グランプリへ」だ。その道を先に進めるためにも大事な決勝となる。2人で力を合わせ、12月30日の夢舞台に近づく。












