静岡競輪ナイターFⅠ「オタクなリンカイ!と臥龍梅杯」が18日、初日を開催した。S級予選メインの11Rでは、競輪オタク界のトップランナー・高橋昇平(36=埼玉)が執念の追走で準決切符をつかんだ。

 木村佑来―新田康仁の3番手回り。木村が引かされ、高橋は勝負どころで7番手になる絶対絶命のピンチ。2角で木村がまくりに出ると「これはきっつい!離れてしまうと思ったけど、前を見たら新田さんもきつそうで。心が折れかけたけど、何とか」と、木村を追いかけた新田に食い下がって3着でゴール。安堵の表情を見せた。

 レース後は、高橋の自転車を運ぶ同県同期の中田健太が「彼は今回、気合がすごく入りまくってるので、ぜひ取り上げてやってください」と報道陣にお願い。

 しばらくして現れた高橋は「僕にとってはGⅠ、グランプリぐらいの気合が入っている」と息巻いた。

 初日は高橋のほかにも、2Rの枠元一葵、7Rの永礼美瑠がともに1着。前検日に行われた〝オタクの集会〟に参加したメンバーが普段以上の力を発揮し、開催初日を盛り上げた。

後ろ姿も「オタク」全開の高橋昇平
後ろ姿も「オタク」全開の高橋昇平