経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が28日、「上泉雄一のええなぁ!」(大阪・MBSラジオ)に生出演し、3月16日に沖縄・辺野古沖で高校生を乗せたボートが転覆し、死傷者を出した事故について言及した。
事故では、米軍基地の移設抗議に使われているボートに京都・同志社国際高校の生徒18人を乗せ、波浪注意報が出ている中、出航し、生徒1人と船長が死亡していた。調査した文部科学省が今月22日、同校の平和学習プログラムの「教育内容が政治的中立に反する」とし教育基本法違反と認定した。
文科省の公式サイト上で公開されている調査報告書について須田氏は「20ページの詳細な聞き取り調査とそれに対する分析が行われている」とし、要点を整理し解説。「学校側も『そういうところに気が付かなかったけど、そういわれてみると教育基本法に違反している可能性が高い』という認識を示されている」と説明した。
一方、沖縄県の玉城デニー知事は25日、文科省の判断をめぐり「踏み込みすぎだ」と述べていた。
須田氏は「一方的に文科省が断罪しているわけではなくて、事実関係を踏まえたうえで丁寧に学校当局とやりとりをしていて、学校当局サイドもそういう認識を示しているというところがある。玉城知事も報告書をきちんと読み込んでほしいな。同志社国際高校にしても、それを改善していくと同意してるんですよ。玉城知事、ちゃんと読んだのかな。読んでないんじゃないかな」と指摘した。
沖縄県知事選挙にも波及しているという。「玉城デニー知事が、この問題に結構かかわってきているわけなんです。県知事選のひとつの争点というのが、反基地運動の動きであるとか、今回の事故・事件が大きな争点になってくる可能性がある。県議会においては、政治問題化してますからね」
最後に「政治色がつくことで真相究明、そして再発防止策に影響を与えることはしちゃいけない」と警鐘を鳴らした。












