〝ザ・ボス〟ことブルース・スプリングスティーン(76)が、25日にホワイトハウス特派員協会夕食会で発生した銃撃事件を受けて、トランプ大統領のために祈りを捧げた。米誌ピープルが27日、報じた。
ブルースは26日、テキサス州オースティンで行われたEストリート・バンドとのコンサートで政治的暴力に反対する発言を行った。
「今夜はまず、海外で任務に就いている男女兵士たちのために祈りを捧げます。彼らの無事の帰還を祈ります」とブルースはファンが撮影したソーシャルメディア上の動画の中で語った。さらには「また、昨夜のホワイトハウス記者会見夕食会での事件で、大統領も政権関係者も出席者も誰も負傷しなかったことに感謝の祈りを捧げます」と無事だったトランプ氏にメッセージを送った。
ブルースは「意見が食い違うことはあっても構わない。権力者を批判することもできるし、平和的に自らの信念のために闘うこともできる。しかし、我々の愛するアメリカ合衆国において、いかなる形であれ、いかなる政治的暴力も許される余地はない」と言い切った。
ホワイトハウス特派員協会の夕食会では、トランプ大統領、メラニア夫人、JD・ヴァンス副大統領、カロライン・リービット報道官が、武装した男(警察はカリフォルニア州トーランス在住のコール・トーマス・アレン容疑者=31歳と特定)が発砲したとされる事件を受け、トランプ氏はシークレットサービスのエージェントによって急いで会場から避難させられた。
ブルースがトランプ氏のために祈りを捧げたのは、長年にわたり公然と対立してきた後のことだけに異例とされる。つい最近、トランプ氏はブルースが移民税関執行局(ICE)を批判し、北米ツアー「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームズ」のステージ上でトランプ政権を批判し続けたことを理由にブルースを「干からびたプルーン」と揶揄していた。
3月にブルースはミネアポリスでファンに向けて「米国は現在、腐敗し、無能で、人種差別的で、無謀で、反逆的な政権の手に委ねられている」とトランプ氏を公然と批判。また2024年の大統領選挙ではカマラ・ハリスを支持し、トランプ氏を「私の人生で最も危険な大統領候補」と呼んでいた。
「彼はこの国の意味、その歴史、そして真に米国人であるとはどういうことかを理解していない」と、当時スプリングスティーンは語っている。












