ホワイトハウス記者会が主催した晩餐会で発砲した男は、カリフォルニア州トーランス在住の教師コール・アレン容疑者(31)と特定された。米紙ニューヨーク・ポストが25日、報じた。
連邦法執行当局によると、アレン容疑者は25日、ワシントン・ヒルトンホテルに侵入し、トランプ大統領と約2500人の来場者が集まっていた宴会場に向かって突進した後、逮捕されたという。
発砲は午後8時30分過ぎ、サラダが提供されている最中に、会場内のセキュリティー検査エリア付近で発生した。現場では4発から8発の銃声が響き、来場者はテーブルの下に潜り込み混乱が広がった。シークレットサービスはトランプ氏を即座に退避させ、閣僚たちはテーブルの下に身を伏せた後、避難した。
本人と名前・写真が一致するビジネス特化型SNSリンクトインのプロフィルによると、アレン容疑者は学習塾・試験対策企業の教師だった。2017年にカリフォルニア工科大学を機械工学の理学士として卒業している。
トランプ氏が自身のSNSトゥルース・ソーシャルに投稿した動画には、アレン容疑者が発砲しながら宴会場に向かって突進する様子が映っている。法執行官1人が撃たれたが、弾は防弾ベストに当たった。
ワシントンDC警察のジェフリー・キャロル署長は「彼はショットガン、拳銃、複数のナイフを所持して検問に突入した。現時点では単独犯とみられる。公共への危険は見られない」と語った。
コロンビア特別区の連邦検事ジニーン・ピロ氏は、アレン容疑者が暴力犯罪中の銃器使用および連邦職員への暴行の罪で起訴されると指摘した。
事件後すぐに、トランプ氏はホワイトハウスで記者会見を開き、妻のメラニア夫人も同席した。夫人は過去の暗殺未遂に言及された際、涙ぐんでいる様子だった。
トランプ氏は「非常に大きな団結と愛を見た。とても感銘を受けた。音がして、トレーが落ちたのかと思った。それがトレーか銃弾か分からなかったが、トレーであってほしいと思った」と話した。
また、今回の事件が米国とイランの戦争と関連しているとは考えていないとして、「これはイランとの戦争に勝つことを妨げない。関係があるとは思わない。私は打ちのめされたりはしない。この国を偉大にするために生きたい」と強調した。
トランプ氏は30日以内に再開催される晩餐会で再び演説する意向を示し、準備していたスピーチも書き直すと述べた。













