東京都千代田区の参議院会館に20日午前9時半過ぎ、刃物を持ち込もうとした50代くらいの男が現れ、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。

 永田町関係者などによるとこの日午前6時30分ごろ、国会記者会館付近の50歳前後の男に対して警視庁警察官が職務質問。男性は「10時に片山さつき議員に面会する」と述べていた。

 男は同日8時59分に参議院会館に入るため、金属探知機を受けた際、反応があったという。警備員が近くにいた警察官に通報。男はしばらく手荷物検査近くのソファーに座った。手荷物検査(9時15分)の結果、刃渡り17センチのサバイバルナイフを所持していた。

 同日午前9時30分、男は参議院会館から出た。警察官に職務質問を受け午前9時45分ごろ、現行犯逮捕された。けが人はいなかったという。

 警視庁関係者によると、男は「片山議員に刃物を持ってこいと言われた」と話しているという。警視庁は詳しい事情を聞いている。

 片山さつき財務相は報道陣の取材に「私はまったく無関係の人だ。もともと警備体制として、この人(男)が私に会いに来ることを把握していたので、未然に防ぐことができたのだと思う」と話したという。

 自民党議員は「物騒なニュースだ。手荷物検査が上手く機能したことは良かった」と語った。